琵琶奏者
丸山 恭司
楽曲制作団体OFFICE U-SOUND代表 作編曲家・ギター奏者・琵琶奏者。薩摩琵琶奏者:友吉鶴心師事 タイにて皇太子妃御前演奏ほか、師と共に国立能楽堂にて薩摩琵琶演奏初演。デーモン小暮閣下の邦楽維新出演。2017年に東久邇宮文化褒賞受賞。 自身で考案したエレキ琵琶など、新たな挑戦を続ける。
ひらのまり
根來継作家
根來継ぎとは、和歌山の根来に伝わる「朱と黒の漆を掛け合わせた塗り」の技法に、金継ぎの金を加味して破壊された陶磁器を漆で継ぐものである。それにより創造され、継がれた箇所のことを「景色」と呼び、世界に二つと無い、唯一無二の芸術表現となっている。ひらのまりの作品は、「景色」にガラスを用いることで今までの伝承文化を叩き、新たな伝統文化の表現を目指している。
調香師 / 旅香人※
清水 篤
未知なる挑戦こそが、新たな価値を生む。「破天荒」 は、常識にとらわれず、まだ誰も踏み込んだことのない領域へと挑む香りのブランド。芸術、文化、歴史を香りで再構築し、感覚を揺さぶる体験を提供する。ディレクターとして、その革新性にこだわり、単なる香水ではなく、人の心を動かすアートとしての香りを創り上げることに情熱を注ぐ。
（※）旅香人（りょこうじん） 土地の物語を香りで結ぶ旅人
いつの時代も、常識にとらわれない挑戦的な姿勢で、新たな時代を切り拓く人がいる。わたしたちはそんな人物を「破天荒人（はてんこうびと）」と呼び、ブランドアイコンとしてフィーチャーしています。
木工職人
早川木工所
檜は使うほどに色艶や香りが深まります。昭和50年創業の早川木工所は、地元材を活かした独自の加工技術で知られ、伝統を受け継ぎながら現代に木の魅力を伝えています。香水のキャップには建具材としても世界トップレベルの高級木材・東濃檜を使用し、太く真っ直ぐな優良材の存在感があります。浮世 絵の絵師達が生きた時代と同じ木材が香水の木キャップとなり、現代の人々に触れたり見てもらうことで、木も幸せだと思います。
奥田染色
加賀友禅職人
加賀友禅は、私共の石川県金沢市という地域に深く根ざした伝統的な技法であり、細やかな手仕事を重ねることで、美しい模様を生み出しています。破天荒では、貴重な木曽檜にその技法を取り入れ、精緻な手作業による装飾をアートとし、視覚的な美しさを生み出しています。伝統を守りながら新しい形でその美を表現できることに誇りを感じています。より多くの人々に魅力を知ってもらえたら、職人としてこれ以上の喜びはありません。
丸岡 亮
アートディレクター / デザイナー
海外経験を経て、手仕事をする職人をリスペクトし、日本の伝統と革新を香りで表現する「破天荒」な世界を表現した。紙を破った形状から作成したロゴや浮世絵を再構築したコラージュなど、香りや浮世絵の世界観を大切にしながら、より日本文化の魅力を強調したデザインに挑戦。角度によって見える、製品の随所に散りばめられた粋な計らいも楽しんでもらいたい。